SYU's TraveLog.


登録07.07.06
初日・東京⇒韓国


準備万端のつもりで家を後にすることになった光君。写真は日が昇る前に駅まで自転車で移動しているところ。
折りたたみ自転車はヨーロッパについてからも主な移動手段となるために、完熟走行というわけだ。
この瞬間から 光君が中心となり全てを切り開く旅が始まった。
ここから幾多の試練を乗り越え、光君は大きく成長していくのだろう。



王子駅で自転車を折りたたむ光君。
これから長く付き合う相棒なだけに、その扱いには熟練の技を持ちたいところだ。盗難防止用のチェーンを、折りたたんだ自転車の固定に使い、自転車をキャリングバックの中にしまっていく・・・が、ここでトラブル発生。

・・・入らない・・・

そう、自転車をバッグに入れるのはこのときが初めてだったのだ。
なかなかうまくバックに収納することができずにあせる光君。

それなりの時間を費やし、何とか自転車の収納を済ませたものの、あまり頻繁に出し入れをするのは気が引けるような代物だった。
走行性能を重視したために20インチの自転車を選んだのが裏目に出たのだろうか?
その答えはヨーロッパについてから明らかにされるだろう。



そして自転車を担いで電車でGO!!
しかし・・・重い・・・重いのだ。
写真を見ていただくとその大きさがわかるだろうか?
自転車以外の荷物は背中にしょっているリュックひとつ。
それに比べると自転車のいかに大きいことか・・・写真に写る光君の重そうな表情がそれを如実に物語っている。
走行性能を重視するあまり、自転車には装備が充実していた

実は重量17キログラム。
26インチフルサイズの折りたたみマウンテンバイクがダブルサスペンション・18段ギアで19.5Kgというのを考えると、結構わりにあわない重量である。
・・・次から重さも考えようね、光君



成田空港でチェックインと入国審査を済まし、搭乗口に向かうところで発見したもの。
海外旅行保険加入マシーン。

土屋先生:光君、海外旅行保険に加入したほうがいいんじゃないか?
光君  :え?だってツッチー入らないんでしょ?
土屋先生:ああ、俺はクレジットカードでその機能ついてるから。
光君  :え、そうなの?じゃあ俺も入っとこうかな・・・

そしてその値段にしばし悩む光君
・・・6000円・・・
・・・ろくせんえん・・・
低予算な状態で払うにはちょっと腰が引けそうなお値段。
しかしここでは光君は選択を間違えなかった。

光君  :じゃあ加入しとくね。なんかあったらまずいし。
土屋先生:うむ、良い判断だ。その感覚を忘れるなよ。
光君  :でも事前に教えてくれれば俺もクレジットカード作ったのに・・・
土屋先生:準備はできたのかと聞いただろう?それに自分で全部調べておくという約束を忘れたのか?

微妙な顔になる光君、少し不満なようだ。それに対して土屋先生はどこか満足げな顔。大丈夫か?光君・・・



そして一路搭乗口へ。
さすがにこれ以上トラブルはないはずで、一安心した光君はおもむろに一眼レフカメラを取り出して写真撮影。彼は飛行機が結構好きでたまに学校の近くにある空港に写真を撮りにいくことがあるのだとか。

・・・なにやら楽しそうな表情をする土屋先生の姿が・・・
彼がそういう表情をするとき、必ずといっていいほどトラブルのねたが転がっているものだ。

・・・重量のあるカメラを持ち歩いているのがそんなにお気に召されましたか・・・土屋先生。確かに荷物は少ないほうがいいと言ってた気がしますが、カメラくらいいいんじゃないんでしょうか?

しかし光君はそれに気づかずに楽しそうに写真を取りまくる。
彼の目の前は 新しい世界への希望でいっぱいだった。



本編とは関係のない物かもしれないが、成田空港のお土産売り場には面白いものが売っている。
・・・やめとけよ日本・・・どんだけ世界に誤解を撒き散らす?
確かに目は引くし日本色は濃い気がするけど、空港で売るものか?


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