SYU's TraveLog.
登録09.05.26
3つの財布とクレジットカード
さて、持ち物編で話題に出しました 3つの財布の使い方を説明します。
旅行に行くには最も重要な現金・カードは、(超希少な人々を除き)誰もが持っていくものです。
それらをいかにして守り、いかにしてリスクを軽減するかについてお話します。
なおこの 3つの財布理論は私の経験からのものであり、各人それぞれの理論があると思いますが、初心者の方には参考になると思います。
1.通常使用型の財布、その日に使用する予定の金額+αを入れる
2.資金の大部分とクレジットカードなどを入れる財布、チェーンなどでベルトなどに固定
3.2の予備。こちらにもクレジットカードなどを入れておき、カバンの奥深くにしまっておく。
基本的に巷にあふれるスリやひったくりはあなたが財布を出すところを観察しています。
物乞いの子供達にお金を恵んであげる場合なども、必ずその後ろで悪人があなたのことを見ている場合がほとんどです。もちろん恵んであげたお金は悪人の手に渡り、子供のもとには残りません。海外では物乞いの子供達にはキャンディーなどをあげる人が多いです。
さて少し話がずれましたが、ここまででおわかりのように、あなたの財布は いつ、誰から狙われているかわからないわけです。
そんな時に大金の入った(もしくは入っているように見える)財布を見せたらどうなるかお分かりだと思います。
よって、 そのような危険にさらされる財布にはあまり大金を入れずに使用します。もちろん クレジットカードも入れないほうが良いですね。
さて、次に残りの二つの財布ですが、 これはカバンをとられてしまった場合と 財布をとられてしまった場合のどちらにでも対応できるようにするためです。
両方が同時に起きてしまった場合、おそらく財布どころの騒ぎではなくなっている(命が危険)場合がほとんどでしょうから、お金はあきらめて全力で命を守りましょう(^−^;
さて、今回ここで2枚のクレジットカードを作るのがベターであるかのように話を進めてきたが、クレジットカードを2枚も持つとその年会費だけで毎年無駄に金を使うことになってしまいます。
ここで、クレジットカードを持つメリットを説明しましょう。
一般的に旅行に適したクレジットカードにはいくつかの旅行用のサービスが付加されています。
1.海外旅行保険
2.マイレージの獲得
3.ラウンジの使用
などです。
この中で特に注目すべきなのが海外旅行保険です。
海外旅行保険は、一週間程度の旅行でも5千円から6千円かかります。
つまりカードの年会費が年間の海外旅行保険料金よりも安ければ、結果として クレジットカードを持つことで出費をおさえることができるわけです。
このあたりの詳しい事情は後にまわすとして、それでもクレジットカード2枚は嫌だという方も多いでしょう。
クレジットカードは盗難もさることながら、スキミングによる被害などが怖いという方も多いでしょう。
そこで紹介するのが海外のATMで使用できるキャッシュカードです。
今のところ選択肢に上がるのは CitiBankと 新生銀行です。
これらは共に引き出し手数料はかかりますが、日本で作ったカードで海外で現金を(現地通貨で)引き出すことが出来ます。
しかしここでおすすめするのは新生銀行です。
CitiBankのものは、口座の残高が一定未満になると口座維持手数料が毎年かかってしまうから。
私が口座を作ったときは50万円を切ると手数料がかかりました。
しかしそれに比べて新生銀行は 必要最低残高が非常に低いので、とても敷居が低いです。
また両親や兄弟に口座番号を教えておけば、日本の口座にお金を振り込んでもらい海外で引き出すという使い方も可能です。
例えば、現金がなにかの理由でそこを尽きてしまった場合に、
1.最初に数万円だけ口座に入れておく
2.とりあえずある分だけ引き出し、知り合いに日本の口座に振り込んでもらう
3.振り込んでもらったお金を再び引き出す
というような使い方が可能になります。
新生銀行のキャッシュカードと海外旅行保険のつくクレジットカードの組み合わせは、かなり使い勝手がよく、安全性も高くなりますのでおすすめです。
情報追加
このサイトに設置したGoogleAdsense、自分でいろいろなサービスのリンクを設定するよりもかなり楽に関連サービスを提示してくれることに気がつきました。
そこで気がついたのですが、 CitiBankの口座維持手数料が無料になっているではありませんか。
eセービングというサービスらしいのですが、日本国内で使う予定がないのであればこちらのほうがベターですね。
シティバンクは世界中に支店がありますから。
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