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はじめに(命綱?)
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登録08.03.21
はじめに(命綱?)
旅を始めるにあたって一番最初になさなければならないこと。

それは、通信手段の確保です。

簡単に言えば携帯電話を持ちましょうというだけのことなのですが、これにはいくつかの段階があります。

まず一番簡単なのは日本で契約でき、かつ海外でも使用可能な携帯電話を購入すること。

例えばパスポートや財布をなくした場合等、トラブルが発生した際にはすぐに連絡ができる手段としてこれは非常に有効です。

まず私のお勧めはSoftBank.

なぜかというと、基本料金が安く(980円から)、先行受信機能を使って無料でE-mailを受信することができる(+300円)からです。日本で友達がSoftBankの携帯を持っていたら通話料も安くできますしね。

現時点(2009/05/27)で、E-mailの先行受信機能があるのはSoftBankだけです。

海外ではメールを受け取るのに、一通100円以上かかってしまうことを考えると、受け取るメールはしっかりと選別したいところ。

SoftBankならば無駄なメールで通信費がかさむのをおさえられます。


海外に行ってまで、日本での俗事にかかわりたくない

という人でも、携帯だけは必ず持っていくようにしましょう。

国によっては、SMS(受信無料)で災害情報などを送信してくれる場合もあります。

以前グアムや香港で台風の情報が携帯に配信されたことがありましたし、また、友人や家族から海外における危険情報が届く可能性もあります。

何も知らずにクーデターの発生している地域に突入してみたり、強力な感染力の致死性伝染病が発生している町に滞在しまくってみたりしたら命がいくつあっても足りません


あとはあまり有名ではないのですが、海外で使用できる携帯電話を持っているのならば、モベルという選択肢もあります。

こちらはなんと月額使用料が0円なので、緊急時の連絡は通話のみで行いたいという場合に最適です。キャンペーン中だと全部セット(携帯電話本体込み)で5000円未満のものもあるので、ソフトバンクの2年契約よりも安いですね。

ただし、ソフトバンクと違ってE-mailを受けるときに必ずお金がかかるというのが難点でしょうか。

気軽に連絡を取るのが難しいかもしれません。



もちろん金に糸目をつけないのであれば、どの携帯電話を持っていってもまったく問題はないことでしょう。

でも、でもですよ、やはりここはできるだけ安く、安全に、そして便利にというのがコンセプトなわけです。

そうするとやはり音声通話は使いにくいわけで、やはりE-mailの受信が安くできることが第一条件になりますね。

一番いいのはwebメールをSoftBank携帯に転送するパターン。

SoftBankで読むのはメールのタイトルや差出人が自分にとって明らかに重要なものである場合のみにし、その他のメールは現地のネットカフェなどでwebで読むようにすれば、メールの読みこぼしもなく、かつ重要なメールにはすぐに反応できます。

私はGmailとSoftBankを使用していますが、とても便利です。

ここで注意しなければならないのが、ローミング中のメールの自動受信をOFFにしておくこと。

Sメールの設定で変更できるので、海外に渡航する前に必ず設定しましょう。

ただし、最近SoftBankは自動受信しないと本文に『メールボックスの容量が・・・』みたいな文章をかならず突っ込んでくるので、短いメールでも先行受信のみで読むのは難しくなりました。

無料で体験できるTrans-Mailを使用すると、先行受信で受信できる長さにメールを分割してくれるので、ヘビーユーザーにはお勧めかもしれません。

と、ここまでが初級編です。

さて、なぜここからが中級編なのかというと、ここからは海外に頻繁に行く人以外にとっては、コストが高くなるからです。

簡単に言うと、現地の携帯電話の番号を手に入れようということなのですが、これは数年に1度しか海外に行かない人にとってはそれほど魅力的ではないかもしれません。

必要なものは


1.SIMロックフリーの携帯電話

2.現地で調達できるプリペイドSIMカード


です。

SIMカードというのは、携帯電話の契約情報が詰まったチップで、これを差し替えるだけで現地の携帯のように動かすことができるというものです。通信・通話とも非常に安価なので気軽に連絡を取ることが可能です。

現地でのホテルの予約確認などにも便利ですね。

ただし、これを動かすためにはSIMロックフリー、いわゆる自社の番号以外でも受け付ける携帯電話が必要になってきます。これはSoftBankやDocomo、AUの本体は使えないということです。

つまり、海外で買える携帯電話を購入する必要があるということです。

一般的な海外の携帯電話は、GPRSなどのパケット通信が利用可能であればパソコンと同じようにE-mailを受信することができますので、SoftBankの先行受信機能とあわせることで安価にE-mailを受信できます。

また、いざというときにはインターネットに接続することも可能です。

・・・が!

せっかくE-mailやwebブラウジングができても日本語が表示できないようでは問題外です。

そこでお勧めなのがSony Ericssonの携帯電話。

基本的に小型・軽量で、何よりも日本語がほとんどそのまま動くがポイントです。

中でもお勧めなのがKシリーズ。

私はK810iというサイバーショット携帯を持ち歩いていました。

これ一つあればデジカメの役目も果たしてくれますから、実質的に荷物を削減する役にも立ちますし、USB充電器などと合わせれば重量軽減もできます。

ここまではデータ通信のお話。

さらに便利に音声通話もやってしまいましょう。

ここで登場するのがSkypeです。

インターネットの回線を利用して無料通話をすることもできますが、このサービスの一番良いところはSkypeIn(一般の電話回線からの着信)通話転送機能です。

簡単に書きますと、

友人の携帯電話⇒自分の携帯電話⇒スカイプに転送⇒現地の携帯電話に転送

という手順を踏むことで、安価に着信することができます。

一度かかってきた電話は長くなるようであれば直接Skypeの電話番号を教えればよいでしょうし、その際に現地の携帯電話の番号を教えても良いでしょう。

かかる費用は
自分の携帯電話から
スカイプへの通話料金
+スカイプから
現地の携帯電話への通話料金
+現地での着信料
香港15~40円(通話プランによる)+2円前後/分+2円前後(分)
アメリカ15~40円(通話プランによる)+2円前後/分+10円前後(分)

くらいだったと思います。

着信料のかからない国であれば、逆にスカイプからの転送料が高い場合が多いです。

あと、SkypeInのサービスは3ヶ月で約1575円くらいだったかな?

さて、これで緊急の際の連絡はばっちりですね。

もちろんインターネットカフェでスカイプがインストールされていれば、そこから日本に電話することも出来ます。

※注意
Skypeを使用しての通話転送ではおおむね1.5秒程度の遅延が生じますので、あまり気の短い方との通話には向かないでしょう。